ETS-200T/ETS-200T-FT テスト システム
ETS-200T/ETS-200T-FT は、実績のある ETS テクノロジーをベースに構築されたディスクリート・デバイス向けテストシステムであり、タレット・ハンドラとロータリ・ハンドラに特化して完全なインデックス・パラレル・テストを実現します。これらのテストシステムでは、アプリケーション・ハードウエア上で信号切替を実現するダイナミック・コントロール・ビットをEagle SmartPin™ テクノロジーに基づくパターン・ベース・テストで活用し、最大限のスループットを引き出します。ETS-200T と ETS-200T-FT は、ウェハー・プロービングからファイナル・テストまでMOSFETの総合的なテストソリューションを提供します。このソリューションは、UIL、dVSD、Qg、LCR メータの統合的な制御・データロギング機能を備えています。Raptor™ ソフトウェアは、プログラミング経験を必要としないグラフィカル・ユーザ・インタフェースにより、プログラム生成を容易にします。このユーザ・インタフェースと充実したテストライブラリーで実績あるテスト手法とを組み合わせることで、テスト内容を充実させながら、テストコストを低減できます。
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用途
パワーディスクリート テスト
ETS-200T®/ETS-200T-FT® テストシステムは、DC と AC 両方のテスト・パラメータに対応し、平均マルチサイト数が16以上のテストソリューションを実現します。充実したソフトウェア・パッケージは、標準化されたテスト手法とカスタムテストを実現する柔軟なプログラミング・ツールとを備えています。完全に統合されたUIL(誘導性スイッチング)、Cg、Rg、Qg などの AC テストにより、ETS-200T® はディスクリート・デバイスのウェハーテスト、ファイナルテストのいずれにおいても理想的なテストを実現します。
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特長
Raptor ソフトウェア
- あらかじめプログラムされたテスト・ルーチンを使用して、簡潔、簡単にテストを生成、且つプログラミングミスも回避可能など、多くのディスクリート・テストシステムに共通に見られる課題を克服する事ができます。
- Raptor FTはロータリ・ハンドラやタレット・ハンドラをサポートしており、ディスクリート・デバイスのファイナルテストとして統合されています。
- 内蔵のヘルプファイルには、テストの詳しい説明とともにテスト・ルーチンを最適活用するためのブロック図とツールの使い方も掲載されており、テストプログラムの最適化が容易です。
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構成
ユーザー構成のオプション
- ETS-200T-FT MuxBox
- ITC UIL Box
- ETS-200T-FT TRU Box
マルチステーション構成
- 1 台の FT + 1 台の QA
- 2 台の FT + 1 台の QA
- 3 台の FT + 1 台の QA
Raptor の柔軟で拡張性の高いプログラミング・モデルをサポート
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システムオプション
Eagle Test System Digital Channels Analog Channels ETS-600 256 480+ ETS-364 28 240+ ETS-364B 64 (128 option) 240+ ETS-300 32 120 ETS-200 16 72 (288/system) ETS-88 Standard 32 (128/system) 72 (288/system) 出荷数量が短期間に変化するデバイス・テストではテストシステムのスケーラビリティーが重要になります。ETS-200 テストシステムには、ETS-88 テストシステム群および ETS-364/ETS-600テストシステム群と同じフローティング・アナログ・リソースを使用しており柔軟な運用が可能です。
インスツルメント オプション:
DVI
デジタル V/I。 最大電圧 ±20V、分解能 0.61mV、測定時間 50µs で、16 ビット電圧測定。HPU-100
最大 ±100A で動作し、10 の電流レンジを備えた1チャンネル V/ISPU ファミリー (100、112、250、500)
100V/2A から 500V/50mA にわたる広範なテスト要求に対応可能なフローティングV/I インスツルメント・ファミリー。各チャンネルに任意波形発生器(AWG)及びデジタイザを内蔵。 -
ソフトウェア
Raptor には、プログラミング言語によるプログラミングを必要とせずに迅速なテストプログラム開発とデバイス評価を可能にするグラフィカル・ユーザ・インタフェースを備えています。この革新的なユーザ・インタフェースを使用すると、個々のテストにテスト条件を直接入力し、それらテストをユーザ定義のテストフローに配置することでテストを構築できます。あらかじめプログラムされたテスト・ルーチンを使用して簡潔、簡単にテストを生成、且つプログラミングミスも回避可能など、多くのディスクリート・テストシステムに共通に見られる課題を克服する事ができます。
Raptor FT ソフトウェアはディスクリート・デバイスのファイナルテストに特化しており、高効率のインデックス・パラレル・テストを効率よく開発できます。
業界をリードするディスクリートソフトウェア Raptor の詳細