テラダインは、自社がビジネスを展開する国の、適用されるすべての法規制に準拠すべく取り組んでいます。

EU RoHS 2011/65/EU(特定有害物質の使用制限)

テラダインは、欧州連合(EU)のRoHS指令(2011/65/EU)に準拠しています。

テラダインの自動検査装置(ATE)は、EU RoHS指令で「産業用大型固定工具(LSIT:Large-Scale Stationary Industrial Tools)」として分類されています。現在のところ、LSITは同指令の物質制限の対象ではありません。

テラダインの卓上型無線テスト製品は、プロ仕様の監視・制御装置に位置付けられ、RoHSの物質制限条項に準拠しています。

テラダインは、自社の全製品ラインに対して、1990年代半ばからEU RoHS指令の6つの規制物質の排除に取り組んできました。

EU WEEE 2012/19/EU(廃電気・電子機器)

テラダインは、EU WEEE指令に準拠しています。当社のシステム(LitePointを除く)は、 産業用大型装置(LSIT)と見なされ、EU WEEE指令の「対象外」です。

LSITの対象と見なされない装置には、要求される「車輪付きごみ箱」マークを適切に表示します。テラダインは、各EU加盟国で(該当する場合には)WEEE対象装置の年間売上高を報告しています。

EU REACH No.1907/2006(化学物質の登録、評価、認可、制限)

テラダインは、EU REACH(化学物質の登録、評価、認可、制限に関する規則)の要求事項に従って、化学物質の安全な使用と特定に取り組んでいます。テラダインはEU REACHに準拠しており、事前登録は求められていません。

テラダインの製品は、REACHの第3条3項で定義されている「成形品(articles)」に該当し、通常の使用で化学物質が放出されることはありません。また、当社の製品内に、合計で年間1トンを超える化学物質が含まれていることはなく、欧州化学機関(ECHA)の候補物質リスト(Candidate List)で現在特定されている高懸念物質(SVHCs)が規定濃度を超えて含まれていることもありません。

テラダインは、自社製品内の懸念物質に関する情報をお客様に提供する取り組みを行っています。今後も、EU REACHの対象製品の監視を続けます。

電気・電子機器における有害物質使用制限に関する中国の管理弁法(中国RoHS 2)

テラダインは、中国の電子情報製品生産汚染防止管理弁法(通称:中国RoHS)で規定されている要求事項に準拠しています。中国RoHSでは、中華人民共和国内で販売されるすべての電気・電子製品に対して、適切な電子情報製品(EIP)ロゴの表示を義務付けています。また中国では、EIPロゴのほかにも、あらゆる規制物質の含有を示す情報開示表を中国語で提供する必要があります。テラダインは、製品にEIPロゴを表示し、情報開示表を添付しています。今後も、変化する中国RoHSを注視し続けます。